第58回苺オフ 2013 INC January 使用パーティ

1/19(土)に催された第58回苺オフ

及び、1/25〜28までの期間に開催されていた 2013 INC January で使用したパーティです。


前者の苺オフでは優勝という成績を収めました。


続くINCでもパーティに大きく手を加えることなく、どこまでレートを伸ばせるか挑戦してみました。

結果はレート1800目前までは行けたのですが、

その後は勝っても切断、または1400台に惨敗したりとレートを伸ばすことが叶わず、

結果1630で幕を閉じることとなりました。

残念な結果ではありますが、これがパーティの限界なのだなと知ることができて良かったと思います。
切断厨、本当に鬱陶しいですね


全体的に技の命中率が高いものを採用し、技を外して負けるという状況を極力避ける方針で組みました。

使い方次第でなかなか良い動きができるパーティではありますので、多少なりとも参考になれば幸いです。





種族名技1技2技3技4持ち物特性
クレセリアサイコショックシャドーボール凍える風めざめるパワー炎達人の帯浮遊
サザンドラ流星群悪の波動火炎放射守る悪のジュエル浮遊
ランドロス地震岩雪崩とんぼ返り守るヤチェのみ威嚇
ロトム10万ボルトハイドロポンプ電磁波日本晴れオボンのみ浮遊
ナットレイタネマシンガンアイアンヘッド電磁波守るヨプのみ鉄の棘
ローブシンドレインパンチマッハパンチ冷凍パンチ見切り命の珠鉄の拳






※技のカッコ内は苺オフにて使用した部分。

クレセリア(プレセリア)達人の帯
205-×-140-138-150-128 控えめ
サイコショックシャドーボール(草結び)/凍える風/めざめるパワー炎


パーティの軸。
攻撃力を限界まで高めたアタッカー型クレセリアを採用しました。

この型を採用する理由やメリットといえば、やはり挑発で機能停止にならず、また攻撃役として活用でき置物にならない点。
元々クレセリアは耐久に振らずともラティオスのジュエル流星群などは耐えてくれますし、ある程度行動が保障されているポケモンです。

攻撃役にするということで攻撃範囲は広く取りたかったので技はフルアタック。
苺オフではバンギラスを意識して草結びを採用しましたが、バンギラスの対処は他で補えると判断し、同族やシャンデラを殴れるシャドーボールを採用しました。
2割の確率で特防ダウンも期待できますし、この判断は間違っていなかったと思います。

INCでは選出率は高く、60戦こなして感じたことは、やはり守るが欲しいなと。
クレセリアは守らない」
やはり大抵の人がそのイメージが固定観念としてありますし、実際に私もクレセリアを見た際は守るが無いものとして行動します。
相手も初手からクレセリアを集中して殴ってきますし、クレセリアに守るがあれば勝てていたかもしれない試合も沢山ありました。

問題点としましては、
ここまで火力を限界まで伸ばしても、所詮クレセリアの火力はたかが知れたものということです。
サイコショックカポエラーモロバレルが落ちなかったり、めざ炎でメタグロスを半分削れなかったり。
ただこの火力が絶妙だったりもするので、後述で判断して頂ければと思います。



サザンドラグラジオス)悪のジュエル
191-×-111-189-116-126 控えめ
流星群/悪の波動/火炎放射/守る


クレセリアに対して高い打点を持つポケモンとして採用しました。

素早さをクレセリアより低く調整し、シャドーボール→ジュエル悪の波動で相手のクレセリアのオボンを発動させることなく仕留めることができます。

竜技は、竜相手に撃つのであれば竜の波動で充分であり、本当は竜の波動にしたかったのですが、
竜以外にも大ダメージを出せるという点を評価して流星群にしました。

高火力だが命中率に不安があり特攻ダウンで隙を見せる流星群か、連発できる竜の波動か。
この辺は好みで良いと思います。



ランドロス霊獣フォルム(ゲオルギス)ヤチェのみ
192-203-111-×-101-127 意地っ張り
地震/岩雪崩/とんぼ返り/守る


威嚇でパーティ全体の物理耐久を高める目的で採用しました。

素早さを調整して、行動順をクレセリアランドロスサザンドラとなるようにしました。
これによりクレセリアでオボン発動圏内に入らない程度に削り次で仕留める、ということができるようになります。
実際に成功した場面が何度もあり、調整してみて良かったなと思いました。

持ち物はヤチェ、スカーフ、タスキ辺りで悩むと思います。
今回は上のコンセプトによりスカーフが選択肢から消え、タスキは雨やラティオスに強くなりますが
耐久に多く回している為、ヤチェで良かったと思いました。



ウォッシュロトム(ユウキ)オボンのみ
155-×-131-126-165-114 穏やか
10万ボルト/ハイドロポンプ/電磁波/日本晴れ(光の壁)


支援型ロトム
以前より拘りメガネを持たせたアタッカーロトムが流行っていたりしましたが、耐久面に特化させ、電磁波をばら撒いてS操作できるようにしました。

雨パ対策としての大事な役割もあり、日本晴れを仕込むことで天候パーティ全般に対して強くなれます。
晴れにしてバンギラスの特殊耐久を削ったり、吹雪で凍ってしまうことを防止する意味合いもあります。
水技の威力半減以上に雷の命中率が50%になるというのが素晴らしいです。
まさか水タイプが日本晴れをしてくるとは夢にも思わないでしょう。
トリトドンは日本晴れも電磁波も使えないのがネックでしたね。氷等倍ってのも残念でした。

ハイドロポンプは前述の日本晴れや命中率の関係で採用したくない技ですが、
パーティ全体でウルガモスシャンデラが重いため、必須に近い技となっています。
やはり命中率が怖く、使わないで済むなら使わないでおきたい技です。
めざめるパワー水にしてみたらどうだろうか?と相談を持ちかけてみたら速攻で却下されました(

苺オフでは日本晴れの枠を光の壁で使いました。
ランドロスの威嚇で物理面を、ロトムの光の壁で特殊面の耐久を強化できます。
参考として、光の壁を用いると霊獣ボルトロスのめざ氷をランドロスがヤチェ込みで2発耐えたりできます。

天候全般に強くなる日本晴れか、汎用性に優れる光の壁かは、最後まで悩んだポイントです。



ナットレイ(TytreeCrow)ヨプのみ
181-147-152-66-144-45 意地っ張り
タネマシンガン/アイアンヘッド/電磁波/守る


雨パ対策、竜技受け、また電磁波をばら撒くS操作役としての役割を持っています。

素早さはマヒした最速ラティオス(178)抜き調整。

タネマシンガン2Hitで無振りキングドラのミガワリを確定で破壊できるところまで攻撃に回し、残りを耐久へ。

威力に不安定さは残りますが、命中率が100%な点、Lv1ココドラ等を瞬殺できる点で、草技はタネマシンガン推奨です。

トリパ相手でも行動できるよう、持ち物はヨプのみを持たせました。
トリパの攻撃役は格闘技を持ち合わせていることが多く、ヨプのみを持たせることで行動が保障されていると大変使いやすかったです。

苦手であるシャンデラウルガモスに無理矢理に電磁波が撒けるオッカのみでも良いと思います。



ローブシン(Jyo Bushin)命の珠
207-211-117-67-86-69 意地っ張り
ドレインパンチマッハパンチ/冷凍パンチ/見切り


驚異的な破壊力を誇るパーティのメインアタッカーであり司令塔です。
こいつが居なければ始まりません。
苺オフの決勝戦(BV:60-47237-32250)でも活躍し、観戦した方々からは「Jyoブシン」として呼ばれ、愛されるようになりました。
元々のNNは「Goliath」だったのですが、あまりに「Jyoブシン」「Jyoブシン」と呼ばれるのでNNもこう付けてしまいました(
沢山の方にインスパイアされることを期待しています

砂パや霰パ相手には基本的に選出する為、天候ダメージを考慮してHPを16n-1に。
攻撃に全部振り、余った努力値を素早さに振ることで、マヒした準速すいすいキングドラ(137)を抜くことが出来ます。

手助けや威張るといった味方のフォローを必要とせず超火力を発揮できる為、横の動きを圧迫することなく大ダメージを与えることができます。
火炎玉による根性型のように1ターンの隙を見せないのもポイント。

メイン技のドレインパンチは攻撃と回復を両立する技で、攻撃力を上げてダメージアップを図ることで相対的に耐久力、持久力も上昇することになります。
こいつ1匹で3〜4匹仕留めてしまう状況も多々ありました。

クレセリアに手助けを仕込み、メイン技をアームハンマーにする事も考えましたが、
やはり命中率に不安が残り、外して負けてしまうという事もあったのでドレインパンチ安定だと思います。
手助けアームハンマーで187-150メタグロスが確定1発というのは魅力的ですが。




全体を通して苦手なのはシャンデラウルガモス

あと基本的に素早さを操作するまでは後手に回るので、ミガワリラティオスとかも対処し難かったりします。要反省。