第50回苺オフ使用パーティ

2012年3月24日に催された第50回苺オフで使用したパーティです。

「雨と砂の両方を活かしたパーティを組んでみよう」
というコンセプトから生まれました。


70人程度の規模のオフで4位。

INC(インターナショナルチャレンジ)では10戦して8勝2敗です。


種族名技1技2技3技4持ち物特性
ボルトロス10万ボルト電磁波威張る身代わりたべのこし悪戯心
ニョロトノ熱湯冷凍ビーム滅びの歌守るオボンのみ雨降らし
ランドロス地震岩雪崩めざめるパワー飛行守る命の珠砂の力
バンギラス岩雪崩噛み砕くけたぐり守るヨプのみ砂起こし
ナットレイパワーウィップ宿木の種電磁波守るゴツゴツメット鉄のトゲ
メタグロスコメットパンチ思念の頭突き地震守るラムのみクリアボディ


【個別解説】

ボルトロス(VoltStrike)
177-×-91-145-145-140 穏やか
31-30-30-31-31-31 めざ氷70
野生産色違い マスターボール

HP:16n+1
D:182ラティオスのジュエル流星群確定耐え
S:最速ドーブル(139)抜き
NN:雷撃の意


全国ダブルでボルトロスそのものを初めて使用してみた訳ですが、恐ろしく強いですね。

運ゲと言われたらおしまいですが、電磁波+威張る+身代わりのシナジーにより、勝ち筋をいつまでも残せる点は優秀です。


HPを食べ残しの効率が良い16n+1にして、ラティオスの流星群耐え調整を施し、
残りをどう振るか悩みましたが、残りを全てSに振る事によって最速ドーブルまで抜く事が出来たのでこうしました。

先発でメタグロスと共に出す事が多く、いわゆる「グロスサンダー」と似た感覚で使えると思います。

ヤミラミヤミカラスと言った悪戯心組や、先発で出すという事でトリックルーム要員と鉢合わせる事があったので挑発が欲しいと思った場面が多々ありました。


雨のギミックがあるので10万ボルトを雷にしても良かったのですが、雨を維持できない場合に腐りがちになってしまいます。

むしろボルトチェンジとの選択で悩んだかなと思います。

天候を用いるパーティで相手も天候パーティの場合、ボルトチェンジやとんぼ返りと言った交代技は天候を取り返す上で非常に重要な技となります。

ただ交代したくない場面があったり、純粋な火力不足を感じたので今回は10万ボルトを選びました。



ニョロトノ(SplashRain)
191-×-96-137-134-100 控えめ

HP:16n-1
D:182ラティオスのジュエル流星群確定耐え
NN:雨飛沫


やはりラティオスの流星群を意識した配分になっています。

他にもメタグロスカポエラーと言った同族辺りも意識してSの配分は多めに。


雨の為と言いますか、ラッキーやデスカーン、ポリゴン2と言った処理が面倒なポケモンと遭遇した際に勝ち筋が無くなるのは避けたいので、

滅びの歌を覚えたニョロトノはいまやパーティに必要不可欠なポケモンなんじゃないかなと考えています。

ぶっちゃけ、こんな雨降らすだけの低種族値なんか使いたくないんですけど(

カイオーガ使いたい(



ランドロス(GrandGaia)
175-166-110-121-100-168 陽気
30-30-30-30-30-31 めざ飛70

HP:16n-1
B:205メタグロスのコメットバレット高乱数耐え
D:182ラティオスの流星群確定耐え
NN:地のエナジー


砂のギミックを用いる上でのアタッカー要員。

元々はとんぼ返りを持たせてスカーフで使用していました。
なので相手のスカーフラティオスに一方的に縛られないよう、HPに少し振ってあります。

雨以外での147キングドラの珠濁流も高乱数で耐える事が出来ます。
(175-105から確定耐え)


下降補正が掛かっていても珠で火力を底上げしているので、
めざ飛で弱点を突ける相手であれば、ラティオスの珠流星群耐え程度の耐久であれば2発くらいのダメージは出ます。

最初から両刀にする事は考えていましたが、パーティに浮いているポケモンが少ない為に地震が撃ちづらく、
性格は大地の力とめざパを活かせる臆病が無難だったのかなと感じました。



バンギラス(ブレイザー)
207-176-141-×-121-97 意地っ張り
野生産色違い ダイブボール

HP:16n-1
A:155-101ラティオスを噛み砕くで1発
B:181テラキオンインファイトをヨプ込みで確定耐え
D:砂時、182ラティオスのジュエル流星群→流星群確定耐え
NN:WA2 焔の災厄


攻撃と特防をラティオス意識で配分、残りをSに振っています。

ヨプをナットレイに受け渡し、キーを持たせて威張るを受ける事でHP252クレセリアを1発、なども面白そうかなと思いました。

しかしやはりミラーが怖く、せっかくミラーやメタグロス意識でSの配分をしているのでヨプは外せませんでした。



ナットレイ(TytreeCrow)
177-148-152-×-147-45 意地っ張り

HP:16n+1
A:157-128ウォッシュロトムパワーウィップで1発
S:マヒした最速110族抜き
NN:TOR トイレ


ロトムトリトドンが重く、また雨の相手を一手に引き受けるポケモンとして採用。

その為持久力が必要と考え、元々は食べ残しを持たせていましたが、ボルトロスに受け渡した関係でゴツゴツメットに。

ゴツゴツメットでしか出来ない仕事も多く、それなりに気に入っています。


Sは最遅かどうかで意見が分かれると思いますが、電磁波を用いてラティオス辺りを抜かせる事にメリットを感じ、45まで上げています。

鋼技は切っていますが、あまり問題にはなりませんでした。

ティトレイ・クロウのスペルは本来「TytreeCrow"e"」であるが、気にしたらそこで試合終了ですよ(



メタグロス(ÄrmorKyun)
185-181-151-×-124-101 意地っ張り
野生産色違い ダイブボール

A:157-128オボンロトムを思念の頭突きで高乱数3発
B:205メタグロスの75%地震を確定で2発耐え=2段階上昇75%地震確定耐え
D:177サンダーの10万ボルトを確定で2発耐え
NN:メタグロスの人


攻撃技は定番のコメバレ地震ではなく、バレットを切って思念の頭突きを採用しています。

理由としては水ロトムを押せるポケモンナットレイのみである為、
また格闘やモロバレルへの抑止力を上げる為です。

バレットを切るのはやはり躊躇いましたが、思念の必要性の方が高いと感じました。


元々ミラーはそこまで意識しておらず、地震ではなくアームハンマーを採用していました。

しかし何度か回しているうちにミラーを意識するようになり、Dに回していた努力値の多くをSに割り振って大抵のグロスを抜けるようにしています。

しかしながらパーティ全体でナットレイが重い為、A2段階上昇で高乱数1発に出来るアームハンマーの方が良かったのかもしれません。


先発ボルトグロスカポエラー等の猫騙しをボルトに誘発させ、ナットレイを引っ張ってきてトゲ+ゴツメでダメージを与えた所を思念で落とす。
というのがよくやる戦法でした。

アンニュイさんには通用しませんでしたが