クレセギラティナ軸トリパ
8/28に第1回伝説厨オフ(仮)へ参加した時に使用したパーティです。
HGSS時代のGSルール末期頃に考えて作ったパーティを少し改良しただけですが、
勝海さんの主催した突発大会で優勝したり、ニコ生の募集枠で13連勝したりと、
自分の構築で珍しく実績を残しているパーティです。
今回のこのオフでは3位でした。
見せ合い無しを前提に作ってある為にトリパと察されやすいのが欠点だと思います。
【使用パーティ】
種族名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドクロッグ | けたぐり | 猫騙し | 手助け | 守る | 黒いヘドロ | 乾燥肌 |
カイオーガ | ハイドロポンプ | 雷 | 冷凍ビーム | 守る | 黒い鉄球 | 雨降らし |
クレセリア | 草結び | 威張る | 手助け | トリックルーム | オボンのみ | 浮遊 |
ギラティナ | シャドーダイブ | ドラゴンクロー | 眠る | 守る | ラムのみ | プレッシャー |
メタグロス | アームハンマー | 冷凍パンチ | バレットパンチ | 大爆発 | ノーマルジュエル | クリアボディ |
ディアルガ | 竜の波動 | 火炎放射 | 大地の力 | トリックルーム | ヨプのみ | プレッシャー |
【個別解説】
◆ドクロッグ(S.Fujimura)
190-127-85-×-128-81 生意気
HP:極振り
D:極振り
S:最遅
NN:fjmr
補正有りHD振りの耐久型ドクロッグです。
乾燥肌と黒いヘドロの相乗効果により雨天候下ではかなりの持久力を発揮します。
ここまで特防に振ってしまうと並大抵の特殊攻撃では落ちなくなり、
特殊攻撃が主軸となるGSルールにおいては先述したHP回復効果と合わさり驚異的な耐久となります。
Aには全く振っていませんが、メインウエポンであるけたぐりの仮想的は体重の重い伝説ポケモンに的を絞っており、
パルキアやカイオーガ等を乱数2発程度の十分なダメージソースとなり、攻撃は無振りでも充分と言えます。
◆カイオーガ(Aquarius)
207-×-111-222-160-85 冷静
HP:極振り(16n-1)
C:極振り
S:最遅(道具込みで実数値42)
NN:某スポーツ飲料 ちなみに私はポカリ派
トリパ用アタッカーのよくある鉄球カイオーガです。
一般的なトリパカイオーガと異なるのはメインウエポンが潮噴きではなくハイドロポンプな点。
理由は後述する立ち回りの項で説明します。
絶対零度の仮想的としては、瞑想を複数回積まれてどうしようもなくなったルギアやギラティナ。
また小さくなるを積んだ輝石ラッキー等でしょうか。
どちらも一長一短がありますが、今回は汎用性のある冷凍ビームを採用しました。
◆クレセリア(Combatir)
227-×-141-95-200-81 生意気
HP:極振り
D:極振り
S:最遅
NN:嫁
トリックルーム発動要員でありパーティの要です。
HD全振りでオボンを持たせ、高火力伝説ポケモンの集中攻撃にも耐えてトリックルームを発動させていきます。
攻撃技は草結びが最も安定すると思いますが、冷凍ビームやサイコショックでも構わないと思います。
◆ギラティナA(GuiltyGear)
255-167-141-×-142-85 勇敢
HP:16n-1
A:極振り
S:最遅
NN:断罪の意 某ゲームタイトルから
パーティのメインアタッカーです。
シャドーダイブの攻撃範囲・性能が非常に魅力的で、こいつを軸にパーティを考え始めました。
攻撃に補正をかけ、クレセリアからの威張ると手助けを受けたシャドーダイブの威力は凄まじく、
GS環境に出てくるであろうポケモンの大半を一撃で仕留める事ができます。
パワフルハーブを持たせて溜め無しでシャドーダイブを放つ人も居ますが、
シャドーダイブの魅力は守る見切り貫通効果以上に、1ターンの間技を受けない事だと思っていますのでパワフルハーブは個人的に見限りました。
ちなみにパワフルシャドーダイブはルギア、ギラティナ、クレセリアなどの弱点を突けるポケモンでも一撃で仕留める威力は出せません。手助け込みなら別ですが。
眠るはクレセリアからの威張るを受けられない・受けられなくなった状況でラムが腐らないようにする用途で入れました。
(猛毒や火傷に対しての保険としても考えられるのでラムは基本腐る道具ではない)
基本的に使う事は少ないのですが、眠るはあると非常に便利でした。
この枠は電磁波や影討ちでも構わないと思います。
◆メタグロス(ArmorKyun)
187-180-150-×-134-90 意地っ張り
HP:極振り
A:ラティオスを冷凍パンチ→バレットパンチで確定
D:222カイオーガの眼鏡潮噴き確定耐え
NN:メタグロスの人
時間がなくてS個体値調整の個体を用意できなく、S個体値はトリパに場違いなV。
本当であればS実数値を83〜84辺りに調整するつもりでした。
Dラインをカイオーガの潮噴き耐えまで持っていき、残りをAという感じです。
しかしながら仕様変更で大爆発の威力が大幅に弱体化し、仮に205メタグロスのジュエル大爆発であってもHPカイオーガをダブルダメージでは確定で落とせません。
潮噴きを耐えて大爆発で強引に持っていくという戦術は出来ませんが、それでもバンギラスに対して非常に優勢に立てますし竜技受けとしても優秀です。
メタグロスの枠はトリックルーム要員の保険としてドータクンと迷いましたが、
やはり大爆発の威力がメタグロス以上に寂しく、GSの頃と同じようには使えないと判断して断念しました。
◆ディアルガ(Laevatein)
207-×-140-189-151-85 冷静
HP:極振り(16n-1)
D:222ディアルガのジュエル流星群確定耐え
NN:北欧神話に登場する炎の剣レーヴァテイン
カイオーガと同じ初期seedで色違いを回収した為に最遅個体ですが
個人的にディアルガは最遅である必要は薄く、最遅パルキア(94)をトリル下か非トリル下で抜けるよう93か95〜99程度で良いと思います。
トリックルーム発動要員兼サブアタッカーです。
トリックルーム要員の宿命として被弾してダメージが蓄積しやすく長命ではない為、一発の威力に期待する流星群は相性が良いとも考えられますが
居座ってのサブアタッカーも兼ねたかったので連発できる竜の波動を採用しています。
流星群の場合は撃った後に交換する隙が出来てしまい、相手から1回攻撃を許しただけで大きな損害を受けるGSにおいては危険な技とも言えます。
BWGSになってカイオーガの天敵と言えるナットレイが登場し、こいつピンポイントメタで火炎放射を入れましたが一度も見かけませんでした。
大地の力は同属意識ですが、この枠は守るが最も安定すると思います。
【立ち回り】
相手によってメタグロスカイオーガ、メタグロスディアルガ、ドクロッグディアルガに先発を変更します。
これら全てに共通するのは、相手のカイオーガが潮噴きを撃ちにくい組み合わせという点。
GSでもBWGSでも脅威の変わらないカイオーガの水技で殲滅されてしまうような初手は避けるべきです。
このオフでは9戦しましたが、全ての対戦において後発は一定でした。
クレセリアを交換から出してトリックルーム、隙を見て威張るをギラティナに撃って手助けシャドーダイブという簡単な流れです。
倒すべき優先順位としては、早い竜やうっとおしいルギアギラティナルンパッパ辺りでしょうか。
守るを貫通するため確実に落としにかかれるのが非常に美味しいポイントです。
相手のカイオーガは脅威になりうる事がない為、いつも放置して最後に倒しています。
苦手なのはシャドーダイブを無効化しこの指で誘導するトゲキッス。
シャドーダイブを半減するディアルガ。
こいつらを見たらクレセギラティナの流れを作る前に真っ先に落としに行きます。
クレセギラティナの流れを作った後に出されてしまうと非常に面倒なことになってしまいます。
交換して受け回すスタイルであり、HPを温存しておく事が出来なく威力に期待出来ない為、カイオーガのメインウエポンはハイドロポンプになっています。
命中が不安なのは言わずもがなですが、ダブルダメージ時の潮噴きより単体への威力が高い為、よくある潮噴き耐え調整を崩したり出来ます。
BWになって命中安定で追加効果の優秀な熱湯という技が追加されたので、いずれ使ってみたいと思います。
GSは面白い!